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不要品を「寄付」して、家の中スッキリ!

2014.01.16 Thu
別ブログ(おさんぽベルリン)に『買い物しながら寄付ができるお店』という記事を書いたので、こちらのブログではそのつながりで家の中の不要品を寄付する、という仕組みについて。

ドイツに来てからつくづく便利だと思うのは、不要品を外に出しやすい、ということ。ゴミがいつでも捨てられて便利だというのは以前の記事でも書いたとおりですが(こちら⇒『ベルリンのゴミ収集事情』)、不用品(使えないもの)ならば捨てるのもありですが、不要品(使えるけど自分には必要のないもの)はやっぱりゴミとして捨てるのはしのびない。

そんな、「まだ十分使えるんだけどうちには必要なくなっちゃったんだよね...」という不要品が、日本にいたときよりもずっと手放しやすいと感じます。

具体的にどんな手放し方があるかというと

*マンションの共有部分に置いておく(これはベルリンならでは???)→欲しい人が勝手に持っていく

これについては以前も紹介しましたが(こちら⇒『マンション内で無人リサイクル(?)』『エコ大国ドイツの中の、リサイクルのメッカ・ベルリン』)これはなかなかいいシステム(文化??)ですよ。何の手間もかからないし、欲しいと思った人が持っていってくれるのですから。ちなみにこれ、お互いに顔が見えないからこそ、成り立っているともいえます。誰も見ていなければ、道に落ちている小銭を拾ってマイポケットに入れるのを躊躇しなくていいようなものですからね。(例えがおかしい?)

*蚤の市(フリマ)に出店したり、ネットオークションに出品する→欲しい人が買ってくれる

これは日本でもよく行われる方法ですが、手間はかなりかかりますね。フリマに出店しても、不要品が一気に全部手放せるわけではないし(売れ残りはまた持って帰らなきゃいけない)、ネットオークションも、梱包したり発送したりが面倒。でもこういうことを楽しんでできる人にはよいですね。特に、ある程度高額だったモノを手放すときはオークションサイトが便利。

*寄付する→社会福祉活動に使われる

今日書きたかったのはこれについてなのですが。ドイツには、お客さんが持ち込んだ不要品を受け入れて、それを販売することで得られた売り上げを社会福祉活動の活動資金とする、というタイプのショップがあちこちにあります。要するに不要品を寄付品として持っていくことで、間接的にその社会福祉活動を支援できる、というシステム。

代表的なのは Oxfamで、ドイツ各地にショップがあって、気軽に寄付品を持ち込むことができます。取り扱い品は、洋服、靴やカバン、書籍、CD、食器、インテリア雑貨などなど。持ち込んだ寄付品は、ショップのボランティアスタッフに渡すだけ。基本的に、ひとつひとつの状態をスタッフがじっくり品定めしたり受け取りを拒否されることはないようです。(もちろん、持ち込む人の常識の範囲で、きちんと使える状態で販売可能なモノだけである、という前提です。)

malteser.jpg
↑これは Malteserladen という、また別の団体が運営するショップ。

で、私が考える、このシステムがうまくまわるポイントは、この3点。

1、店舗は、基本的に無償ボランティアスタッフによって運営されている
2、寄付品を持ち込む人、売る人(スタッフ)、買う人(お客さん)3者それぞれが、これは社会福祉活動の一環だと認識している
3、中古品を手放す人と、それを(中古でも安価であれば)欲しい、という人のバランスが取れている


そしてこのうち、1と3が日本ではなかなか難しいからこのシステムが普及しなのではないかと思うのです。

日本のリサイクルショップの多くは、企業として利益を上げて人件費その他を払わなればいけないから、「売れなさそうなもの」は引き取ってくれません。その結果、「着用感のある洋服はダメ」「食器は新品じゃなきゃダメ」など、「え~、結局何も引き取ってくれないんじゃん!」ということになりがち。これでは何も循環しません。(そもそも食器なんて、使用済みの中古がイヤだなんて言ってたら外食すらできないじゃないですか。なぜ新品にこだわるのか意味不明。)

これが、目的が福祉活動だということがハッキリしていれば、「売らんかな」目線ではなく、「誰か必要としてくれる人のために」目線でモノの取り扱いができるのですよね。寄付品を持ち込んだ人は家が片付いて嬉しい、ボランティアスタッフはそれを必要としている人への橋渡しができて嬉しい、商品を買った人は必要なものが安価で手に入り、さらに福祉活動への寄付にもなって嬉しい、とWin-Win-Win なわけです。

いいことだらけじゃないですか、ねぇ奥さん。こういう店が日本にもあればいいのにねぇ~。と思ってたら、なんとありました。日本にも去年 Oxfam のショップができたようです!吉祥寺と、久留米。詳細はコチラ⇒オックスファム・ショップ。うーん、日本のショップは寄付できるモノの種類が、残念ながらすごく限られていますね。まぁ確かに、あれこれ持ち込まれても在庫を抱えるばかりではお店も困りますしね。

いずれにしても、ベルリン(やドイツ)でこのシステムがうまく回っているのは、「中古品」というものに対してネガティブな捉え方をする人が少ないのと、寄付をする・ボランティアをするということが昔から当たり前のこととして行われてきたから、というベースが整っているからではないかと。日本でも、マンモスフリーマーケットの代わりに マンモス寄付マーケット とかやればいいのかもね。

久々に色々考えながら書いてたら頭が疲れました...^^;


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